ということで、実はこのスマート家電は、そのネット家電でありながら、白物家電が中心なのだ。(前の続き)
なぜそうなったのかを少し考えてみた。
スマホユーザーはすでに生活の一部としてスマホを使いこなしているのだろう。
かなり市場苦戦が伝えられている液晶テレビで、3Dも大画面も苦戦で、
なんとか次世代だと言われているスマートテレビって・・・実はスマホとカブるだけですよね。。
となると実は、家電の王様である液晶テレビくんが、大人気のスマホと競合するだけという
訳の判らない位置取りとなっているためではなかろうか。
白物家電というのは、基本的に一家電が一つの専門機能を持つワリと優秀な家電製品達だと思う。
冷蔵庫は24時間ひたすら食品をお利口に冷やしているし、洗濯機は365日洗濯をするし、
最近では乾燥までしてくれる。電子レンジなんてボタンで温まる優れモノのままだ。
そこに来て、大画面液晶テレビの次世代が色々できるスマートテレビでは、
液晶画面付き電話のスマホと競合してしまうではないか・・・そんなことかっ。
つまりあまりに液晶テレビ不振すぎて、ついにやや競合してるのに調子の良いスマホくんに
乗り換えたために生まれてしまったネットワーク家電シリーズともいえてしまう『スマート家電』。
書いていて時代の流れに驚く誕生理由とも言える(想像ですが・・・)。
<スマートフォン> 今話題のスマートフォン達
<スマートテレビ> 好調の海外メーカも不振の国内メーカも期待を寄せる未来テレビ
※今回のスマート家電とは関係なく、このスマートテレビは液晶テレビの次の姿と考えられる。
次の記事はこちら→( 3)パナソニック『スマート家電』とは )
|