上から開くドラム式! トップオープンドラム <サンヨー> |
今回はサンヨーのトップオープンドラムのお話です。 洗濯乾燥機が日本にも登場して ドラム式を牽引するのが東芝、シャープ 縦型を牽引するのがナショナル、日立。。 そんなところに どーんと真中に登場してきた 上から開くドラム式です。 色々話題にもなった洗剤0コースも搭載したよくばり洗濯乾燥機です。 昨年('02)の夏ごろには、4色でカラフルなこいつがずらりと量販店の店先に並んでるのも 珍しくなかったですからね〜。 サンヨーの洗濯機は、ここのとこ毎年分かりやすいインパクトが付いてきてる気がします。 超音波に、斜めドラムに、洗剤ゼロに、上から開くドラム式。。 きっと他メーカの人も考えたことなんだろうけれど、そんなアイデアを採用して 形にしてしまうのが すごいと思います。。 さて、それではどんな洗乾かというと まさに上から開くドラム式!←そのままなんですが^^; まず通常のドラム式洗乾とは洗濯槽(中のでっかい入れ物のことね)の方向が違います。 通常のドラム式を真横から見た状態が正面です。わかりますか? で扉を潰しちゃって開かなくして 天井に穴開けて蓋をつけます。。 イメージ湧きますか?そんな形なんです。 もちろん 洗濯槽にも穴が開いてて 上から開けて洗濯物を出し入れできるようになってるのです。 使いやすいように斜めに全面がカットしてあって、手前まで全部扉。 で操作パネルが蓋の右側にタテにずらりと並んでます。 洗濯槽の真中に穴を開けちゃってるので、蓋が3重になってたりするんですねぇ。 そのうち一つは とってもごっついです。。 取り出しやすいからイイのだけど、ちょっと蓋が多いかもしれません。 僕の第一印象は パッと見が なんだか業務用のゴミ処理機みたい・・でした。 サイズ自体は 普通の家庭の洗濯バンに設置可能なので 幅や奥行きは大きくないんだけど なんというか 存在感がありすぎなくらいあります^^; そして とっても厳重な蓋に なんだかワクワクしてしまいます。。 なんか 洗濯機じゃないみたい。。ってのが正直な感想です♪ このあたりは好みになると思いますよ。 売り文句は タテ型の使いやすさと(上からの方が慣れてるからってことですね) ドラム式の仕上がりの良さを(乾燥機と同じ形だから) 一緒にしました〜♪ というよくばり文句です。 あとは やっぱりドラム式です^^。 そうそう それと洗剤ゼロコースもついてますよ。 電極で水を電気分解して、その水で汚れを落としましょうっていう機能ですよね。 これは話題になったので皆さんご存知でしょうか? これを利用した除菌コースってのも用意されてますよ。 洗剤ゼロコースっていうのは あくまでも ”軽い汚れの洗濯物を”洗剤無しで洗いましょうってコースなんですよ。 なんでも 洗剤なしでって訳ではないので注意してくださいね♪ このあたり色々と論争を呼んで 良くも悪くも話題性の高いコースでしたよね^^; 僕個人としては、とっても素敵な発想と提案なのに 誤解を招く売り文句だったんだろーなぁと思ってます。 とはいえ”洗剤ゼロ”って名前じゃなきゃあんなに話題にならなかったでしょうけどね。 洗剤ゼロコース論争は売り文句を正しく注意する?ってことで 一応の決着をみてるようです。 試験結果発表を紹介しておきますね。 国民生活センター 報道発表 と、今回は少し脱線しましたが このトップオープンドラムも洗乾の幅を広げたヒット商品だったのでした。 【2009/9追記】 上から開くドラム式 トップオープンタイプのその後 ↑と記事を書いたあとの05年頃、東芝からも”トップインドラム”という ネーミングで、同じタイプの上から開くドラム式が発売になりました。 これで一気に大人気かと思いきや・・・ななめドラムが各社主流となった09年現在では、 すっかり日本のお店屋さんからは姿を消してしまいました。。。 日本では当時、あまりドラム式が認知されていなかったので 縦型からの買い替えに人気だったんでしょうね。 現在お使いの人は、もう売ってないので大事にしてください^^。 「洗濯乾燥機を考える」一覧に戻る 「洗濯機/洗濯乾燥機の選び方」はこちら 【2013年度版】 |